ガイド道順

@駅構内の説明

跨線橋(こせんきょう) 注(線路をまたぐ橋)を渡って丸池にいきます。
線路は「肥薩線」 ← 後の国「熊本」と摩の国「鹿児島」を結んでいます。
上下あわせて27本しか列車は通っていません。
乗客も一人二人という日もあります。(*^_^*) だから構内通過は無料だとか。
それでも通勤・通学・観光など年間12万人がホームを利用
平成24年、丸池湧水の観光に関東から、観光バス約190台延べ7300人が立ち寄った。

栗野駅は2004年無人駅になり、2年後に町が駅舎を譲り受けました。
町観光協会事務局を移設、2011年「栗太郎館」を開業
栗野駅周辺事業が2013年に終了(総事業費9500万円)
広場には松陽高校教授 宮園広幸さん(51歳)の作品「てき てき」を設置しました。




A石造彫刻の説明

私達の湧水町、芸術の町つくりを推進中。町内のあっちこっちに作品を展示してあります。
これらは全国の若い芸術家の作品です。栗野岳の中腹には屋外美術館「アートの森」があり
世界各国の芸術家22名のアート作品を屋外展示してあります。

「アートの森」詳細 湧水町観光協会hpより

【入園料】一般300円 高校・大学200円
小・中学生150円
(休日)月曜日〔祝日の場合は翌日〕
(TEL)0995-74-5945

霧島アートの森は、霧島連山の西、栗野岳の標高700mの高原に位置し、
雄大な自然に囲まれた現代野外美術館です。
常設展示は、国内外で活躍している22人の作家が実際に訪れ、
文化や風土を理解し想像をふくらませて造ったオリジナル作品ばかりです。
野外では、写真撮影したり、作品に触れることができ、中に入れる作品もあります。
約13haの敷地のゲート的な機能を有するアートホールでは、現代アートの広がりや
面白味を味わえる、様々な素材で表現された屋内作品をテーマごとにコレクション展として
展示しています。また、企画展を年2回開催しています。


B水のみ場で丸池湧水の説明

●約34万年前 加久藤カルデラができた頃活発に活動した山栗野岳(1094m)の
標高600メートル付近のカエデの原生林に降った雨が35年かかって、
ミネラルをたっぷり含んだ地下水
●1日 6万トン 20万人分の生活用水に匹敵
●温度 18度 夏は冷たく冬はあったかい
●軟水 48mg/L
●ペーハ(ph) 7・3  赤ちゃんの羊水(7・0〜 7・6)と同じで飲料水として最適
●水質 スイス 南アルプスの天然水・ボルヴィックスに近い
●名水100選登録 昭和60年3月 岐阜県郡上八幡に続き2番目
●コップなし 不特定多数の人が訪れるので、衛生上の観点から(手ですくって飲む)
●水の持ち帰り組多し 御茶やコーヒーにこの水を使うと最高

参考ページ 「湧水はどこから」

C東屋でイベントの説明

4月 桜と芝桜
6月 ホタル
9月 遊歩道に千本もの元祖「竹灯篭」を飾り、「名水丸池感謝の夕べ」が開催されます。
    周囲には竹灯篭が1000本準備されます。日本で始めてです。(20年前から)
    みなも(水面)に揺らぐ無数の竹灯篭の明かりの中、水辺のステージでは
    地元芸能<神楽>フルート・バイオリンなど<優雅な演奏>=「星空コンサート」があり
    ロマンチックなムードの中、周りには多くの出店が出展
    カップルや家族連れの家族まで、みんなが楽しめる県内でも有名なイベント。

 

D用水路の洗い場付近の説明

この湧水は美味しい水道水や稲作の農業用水として活用されていますが
野菜を洗ったり、衣服を洗濯したり、むかし風な水利用をしています。
電化製品の中で生活している私達の暮らしからすると、想像できない風景ですね。

E暗渠の説明

暗渠とは=漢字で暗い(くら)い渠(みぞ)と書き、
●覆いをした水路 ●地下に作った溝のこと
●明治42年に開通した肥薩線を建設する時、川や水路をまたぐ場所に造られた
●レンガ製の暗渠は100年経った今でも補修の必要はなし
●湧水町には14箇所のレンガ暗渠があり、平成20年近代化産業遺産群に認定
●丸池湧水暗渠=全国でも珍しい2連暗渠(W=0・92m×2連 L=67・4m)


参考ページ 「暗渠」

Fレンガアーチ橋の説明


参考ページ 「レンガ車道橋」