湧水はどこから

●約34万年前 加久藤カルデラができた頃活発に活動した山栗野岳(1094m)の
標高600メートル付近のカエデの原生林に降った雨が 
35年かかって、ミネラルをたっぷり含んだ地下水

●1日 6万トン 20万人分の生活用水に匹敵

●温度 18度 夏は冷たく冬はあったかい

●軟水 48mg/L (語尾に説明あり)

●ペーハ 7・3  赤ちゃんが生まれてくるときの羊水
(7・0~ 7・6)と同じで 飲料水として最適
参考
※ペーハとは水素イオン濃度指数のこと(hp参照)

普通の水はpH7、これより低い方を酸性、高い方をアルカリ性と呼びます。

「pH」(ペーハー)の「p」は、「潜在力」を表すポテンツ(Potenz、英語ではポテンシャル「Potential」にあたる)、
「H」は水素を表すハイドロゲン(Hydrogen)の頭文字で、直訳すれば、「水素の潜在力」ということになります。


●スイス 南アルプスの天然水・ボルヴィックスに近い水質

昭和60年3月 岐阜県郡上八幡に続き2番目に「名水100選」
選ばれた(ほんのこてうんまかです)

●不特定多数の人が訪れるので、衛生上の観点からコップは置いてありません
(手ですくって飲む)

●御茶やコーヒーにこの水を使うとおいしいと言って、持ち帰りの人も 多いです


  

●竹中池湧水と熊野神社付近の門前湧水は霧島の新湯と成分が近く
霧島山系に起源が求められます

●標高1000m付近に降った雨が55年かかって湧水している

●軟水 22mg/L     ※四ツ枝前 10mg/L 「きこりの分け前」に劣らない
                  超軟水  「林野庁の分け前」とでもいいましょうか

湧水町の合計水量は 1日20万t
門前湧水群4万t  佃川 1万t丸池6万t 竹中池9万t 
  
●よこ12m たて25m ふかさ1・5m の25mプールの容積は450㎥

●日量200000t/450は、444杯。約450杯分です

●500mのペットポトルに換算すると、日本の人口1億2000万人の人に
1人に約3本づつお渡しできる量が湧出している

軟水と硬水

硬度とは水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を硬度と言います。

単位はdH(ドイツ硬度)またはppm(アメリカ硬度)で表します。

アメリカ硬度は、水1L中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を、
炭酸カルシウム(CaCO3)の濃度に換算した重量(mg:ミリグラム)です。

ドイツ硬度は、水100mL中の酸化カルシウム(CaO)の重量(mg)に換算したものです。
ドイツ硬度とアメリカ硬度の関係は 1dH=17.8ppmで表されます。

硬度の低い水を軟水高い水を硬水と呼びます。
日本では、生活用水の80%が、80ppm以下の軟水ですが、地域によっては
硬水を生活用水にしているところもあります。

水の中に含まれるミネラル量(カルシウムとマグネシウムの合計量)を数値化したもので、
100以下が軟水、100~300が中硬水、300以上が硬水に分類される。

ちなみに、ダイエッターに圧倒的な支持率を誇るコントレックスは硬度約1500の“超”硬水、
エビアンは約290の中硬水、ボルヴィック(約60)、南アルプスの天然水(約30)は軟水になる。

ミネラルの多い水ほど美味しくて、なんとなく身体にもよさそうな気がするのだけれど、
それは大きな間違い。軟水と硬水、それぞれの特徴の違いを知った上で使い分けるのが、
美味しく、しかも効果的に水を摂ることにつながるのだ。

ご存知のように、日本の水には軟水が多い。
軟水の特徴は、浸透が早く、吸収性に優れていること。カラダに負担をかけず新陳代謝を促進するので、
老廃物の排出がスムーズになる。

尿結石になりやすい人も、なるべくミネラル量の少ない水を摂取するほうが予防、
再発防止につながるといわれている。

運動時に素早く水分補給したいときや、赤ちゃん、お年寄り、体が弱っている人にも適している。