さあ 吉松小唄を聞いてみましょう。(^^)/

吉 松 小 唄  作 昭和16年(1941年)

                       作詞(18代国民学校校長)
                          沼口龍雄 昭和16年〜昭和21年
                       作曲(国民学校教諭)
                          勝間〇〇

一、ここは吉松 輸送の要路
  汽車の響きで 夜が明ける 々 々

二、山はきりしま 流れは真幸(まさき)
  出湯(いでゆ)数えりゃ 九温泉 々 々 

三、水の清さは 竹中池よ
  村をめぐんで 日本一 々 々

四、魚野越(うおのごえ)から 般若寺訪(と)えば
  昔香(かぐわ)し 朝日森(あさひもり) 々 々

五、阿波の口見て 上向行けば
  蟠龍梅樹(ばんりゅうばいじゅ)に 梅かおる 々 々

六、沢原なつかし 亀鶴城(きかくじょう)に
  昔偲(しの)べば きじが鳴く 々 々

七、ここは吉松 どちらを見ても
  丸い心の 人ばかり 々 々


真幸  =地名 えびの市真幸のこと

魚野  =地名 吉松地区 川西―菱刈線の山頂にある集落

朝日森 =般若寺境内に群生しているお茶 
      三国名勝図絵に『茶園 当寺の境内に多し、名品にして、
      世に是を賞美す、名を「朝日の森」といへり』と記述

蟠龍梅=町指定文化財 樹齢700年の梅の古木 所在地=吉松川添地区上向
      蟠龍の意味=地上にわだかまって、まだ昇天していない竜のこと

亀鶴城=鶴丸駅北側にあった山城 南側に(本丸) 高さ120m南北36m東西60m
      北側に(二の丸)高さ90m南北54m東西100m  合計周囲は3850m
      島津義弘公も飯野城普請が終了するまで居城していた

※ 昭和16年までは吉松尋常高等小学校 昭和16年から20年は国民学校

※ 昭和54年「吉松中学校マンドリンクラブ」による演奏