名称

 陣前・堀ノ原・松山・市原の4集落で伝承され、踊り継がれてきた芸能である。
 旧暦7月27日南方神社に氏子たちにより奉納されている。
 太鼓踊りの発祥や由来は定かでないが、一般的には五穀豊穣の祈願、雨乞い、農作物の虫追い、心身の鍛練、農民の慰安、出兵祈願、凱旋祝い等多くの説があり、明治初期にはすでに踊られていたようで、踊りの内容、歌詞などから川内川中流域に分布する近世初期風流アケスメロの系統と言われている。
 太鼓踊りはこの他に川添、般若寺でも踊られていて、4年に1回の文化祭で後継者難に遭いながらも継承されています。
3つの太鼓踊りはそれぞれ100年以上の歴史があり、服装こそ同一ですが、独特の風情型式を持ち、興味ある踊りです。
(郷土史家 水谷 浩氏より)

4支区(陣前・松山・堀ノ原・市原)合同で継承
8月27日
  2009年録画