平成23年(2011年) 「鯉の滝登り」 出展 川添地区


 

制作の意図

大きく力強く跳ねる尾ビレや逆流に立ち向かう凛とした姿の背ビレは,
水害などの逆境をも跳ね返す川添の地域力を表し,○○○○枚もの鱗(うろこ)は,
木目の杉・ヒノキを重ね合わせることによって,地域の絆を表現したものです。
また,天空に向かっている目や口やヒゲは,川添の明るい未来を願って取り付けられたものです。
チーム川添の素人たちが,地元の素材を使って,素晴らしい「鯉の滝登り」を作りました。
焼酎を片手に「義を言いながら」生み出された奥深い作品をお楽しみください。


平成24年(2012年) 「水車小屋ものがたり」 出展 川添地区


制作の意図

昭和初期の頃の川添、時代を超え、回り続けていた水車小屋があった。
そこには熊野の社や田園にマッチした水車の回る風景があり
自然のエネルギーを使用した水車小屋があり
臼を叩く心地よい響き、サラサラと流れる水の音が人々の心を
癒していましたとさ。
現代社会のキーワード 「自然」 「エコ」 「癒し」をテーマにして
いつまでもこの場に居たくなる場所を再現しました。


平成25年(2013年) 「竹ちゃん橋」 出展 川添地区



制作の意図

気高くどっしりと構えたこの橋は,後ろにそびえ立つ栗野岳をイメージしたものです。
別名「岳ちゃん橋」とも称します。
竹中集落で,熊野の社の真竹を使い,ちゃんと渡れるメガネ橋を,丹精こめて作り上げました。
私たちが大切にしなければならないものは,身近な足元にあるような気がします。
 常日頃何気なく渡っている橋のように竹(岳)ちゃん橋を渡れば,見えない世界が見えてくる…かもよ。


平成26年(2014年) 「高原の風車」 出展 川添地区


制作の意図

水車,そして竹の橋を造れば,次は風車でしょ。このシンプルな発想から生まれました。癒しの造形第3ステージです。
大自然の中の,とんがり屋根にかわいいパンダの壁は見る人を和やかな顔にさせてくれます。
“そこのあなた。”そんなしかめっ面じゃ,ルンルンと回っているこの風車に笑われますよ。・・・・ほら,笑った!
さわやかな栗野高原には風車がよく似合うと思いませんか。笑顔を届けたくて,この作品を造りました。

平成26年(2014年) 「トランペット・・父からの勲章」 出展 チーム川添



制作の意図

水車,そして竹の橋を造れば,次は風車でしょ。このシンプルな発想から生まれました。
癒しの造形第3ステージです。
大自然の中の,とんがり屋根にかわいいパンダの壁は見る人を和やかな顔にさせてくれます。
“そこのあなた。”そんなしかめっ面じゃ,ルンルンと回っているこの風車に笑われますよ。・・・・ほら,笑った!
さわやかな栗野高原には風車がよく似合うと思いませんか。笑顔を届けたくて,この作品を造りました。
製作のきっかけは,中年男の一言からであった。
中年男は,「規格外の大きなトランペットを造ろうじゃないか。」と声を上げた。
愛しい娘が学生時代に使っていたトランペットを見ていて思い付いたと言う。
親元を離れて頑張って働いている愛娘に,父から「トランペット」という勲章を贈りたい。
そんな中年男のやさしい想いを察した気の置けない仲間が協力して作り上げた逸品です。
 「○○○ちゃん」見てくれ。どうだ。


平成27年(2015年) 「町制10周年おめでとう」 出展 川添地区



制作の意図

吉松町と栗野町が平成17年3月22日に合併し,私たちの町「湧水町」が誕生しました。
現在の湧水町章と旧町の2つの町章の作成を思い立ったのは,合併10周年の節目を記念する
造形作品を出展したいとの思いと,吉松地区と栗野地区の町民が地域の垣根を越えて,
心をひとつにし明るい未来に向かって羽ばたき続けて欲しいとの願いからです。

平成27年(2015年) 「モンスターチェンソー」 出展 チーム川添



制作の意図

国民文化祭が鹿児島県で開催中です。
わが町湧水町では,チエンソーアートの芸術家が集結して妙技が披露されています。
その参加アーティストを歓迎する気持ちがこの作品には込められています。
樹木や孟宗竹を使用して作った巨大なチエンソーの造形を楽しんで下さい。


平成28年(2016年) 「マウス小僧」 出展 川添地区


制作の意図

世界中の子供から大人まで人気のあるミッキーを真似て作製しました。
高原フェスタに来場された皆さん『マウス小僧』が、両手を大きく広げ、
笑顔いっぱいで出迎えてくれています。
その姿が、来場者の方々の心を和ませ、栗野高原での思い出作りの一役が
担えたらとの想いから、癒しいっぱいの作品を作成してみました。

平成28年(2016年) 「トロンボーン」 出展 チーム川添


制作の意図
前々作造形(トランペット)が好評との噂を耳にし、楽器第2弾としてこの作品の制作に取り掛かりました。
前作をはるかに上回る大きさときめ細やかなラッパ。
製品のほとんどは本年度、川添地区で実施した『川添ホタルを観る夕べ』に使用した材料を再利用して造りました。
どれほどの音が出るか、挑戦してみではどうですか。


平成29年(2017年) 栗野岳の主 「おっことぬし」 出展 川添地区



制作のエピソード




平成29年(2017年) 森の楽器「スーザホン」 出展 チーム川添



制作のエピソード

 材料集めに苦労しました。制作過程でも無理して飲みました。(^^)/




平成30年(2018年) 「そよ風のサックス」


制作の意図

当チームは造形作品の楽器シリーズ第4弾としてこの作品の制作をしました。
作製に当たっては、今までの作品よりも「より早く」「より美しく」、されど「てげてげを忘れず」を掲げ
、個性豊かな製作者たちが繊細且つ大胆に作り上げた逸品です。
目を閉じると、そよ風の高原にサックスの美しい音色が聞こえてきそうではありませんか。

平成30年(2018年) 「鳳凰=ほうおう」



制作の意図

「何だこれ。変な鳥。」と思って観ていませんか。 
クジャクにも似たこの鳥は、人々に平和や幸せをもたらす空想上の鳥として、
みなさんが大好きな一万円札の裏にも描かれいる鳳凰(ほうおう)です。
本年は平成の時代として最後の造形展です。来場されたみなさんに幸運を届ける作品を作ろうと思い立ち、
半端ない紙パックを五色の羽根に利用して、一升入魂で製作しました。


制作協力者(敬称略)

桑原佐年 永吉重夫 宮田耕三 新村修三 中園和信 宮田幸信 
堀口行雄 馬迫重一 三堂誠一郎 竹中照美


- 編集後記 -

「形あるものはいつかは壊れる」が世の常です。
フェスタ終了後、作品は竹中池公園内に設置されていましたが、風雨に晒されて
いつの間にか撤去されていき、今はこの画像のみとなりました。

「制作者メンバーが知恵を出し合い、時間をかけて造作したこの作品を世に残したい」と
hpを再確認しているときに思いつき、編集した次第です。

有難い事に、これまでのデータは宮田耕三氏と中園和信氏が持っておられたので実現できました。(^^)/
これからも皆様の作品を楽しみにしております。