松井駿祐君のサッカー物語 2009/1(平成21年1月)収録
鹿児島県大会勝ち上がり表 |
全国高校サッカー鹿県大会
鹿城西8年ぶり栄冠 (2008-11-04 更新)
決勝があり、鹿児島城西が4−1で出水中央を下し、8年ぶり2度目の栄冠を手にした。 鹿城西は前半早々、先制を許したが、多彩な攻撃で得点を重ね、出水中央を引き離した。 鹿城西は12月30日から首都圏で開かれる全国大会に出場する。組み合わせ抽選会は11月17日。 【決勝 鹿児島城西−出水中央】前半8分、鹿城西・野村(11)の同点ゴールに沸く応援スタンド=3日、 鹿児島市の県立鴨池陸上競技場 |
鹿城西攻め自在、県内3冠達成
(2008-11-04 更新)
鹿児島城西が2000年以来、2度目の全国大会出場を決めた。開始早々に失点した鹿城西は、 速いパス回しなどで次々と攻め入り、前半22分には2−1と逆転。後半も攻撃力は衰えず、2点を追加した 。守備陣も出水中央の反撃を封じた。鹿城西は、県新人戦、県総体とあわせ3冠を達成した。 【評】前評判通りの攻撃力を発揮し、鹿城西が8年ぶりの頂点に立った。 開始早々先制を許したが前半8分、FW大迫勇を起点にパスをつなぎFW野村が同点弾。その後は中盤を支配し、 22分にはセットプレーからDF成元が頭で2点目を奪った。後半に入っても終始ペースを握り、5分に大迫勇が加点。 22分にはMF大迫希がPKを落ち着いて決め、出水中央を突き放した。 出水中央は前半4分、得意のカウンターからFW谷村が抜け出し先制ゴール。しかしその後は、 鹿城西の早いパス回しとプレスに苦しみ力尽きた。 【決勝 鹿児島城西−出水中央】後半5分、鹿城西・大迫勇(右から2人目)がシュートを決め3点目 |
全国高校サッカー開幕
鹿児島城西堂々と行進 きょう青森山田戦 (2008-12-31 掲載)
東京都の国立競技場で開幕した。各都道府県代表計48校が参加。 高校サッカー界の頂点を目指す。 同日あった開会式では、北から南の順に出場校が入場行進した。 鹿児島県代表で8年ぶり2度目の出場となる鹿児島城西が、 最後から2番目に登場。旗手のGK神園優選手(18)を先頭に堂々と行進した。 日本サッカー協会の犬飼基昭会長らが出席、高知(高知)の長山主将が選手宣誓した。 鹿児島城西は31日午後0時5分から、1回戦で青森県代表の青森山田と対戦する。
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サッカー・鹿児島城西
第87回全国高校サッカー選手権(12月30日−2009年1月12日・関東各地)に、 =おわり=
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高校サッカー 誇れ堂々夢舞台
「感動ありがとう」鹿城西スタンド (2009-01-13 掲載)
12日の全国高校サッカー選手権決勝で、鹿児島城西イレブンが最後まで見せた攻撃サッカー。
「感動した」「地元の誇りだ」。頂点にはあと一歩届かなかったが、東京・国立競技場を埋めた観衆がどよめき、 鹿児島で見守った県民が勇気づけられた。勝者にも劣らない惜しみない拍手に、指揮官は「また戻ってくる」と誓った。 鹿児島城西側のスタンドは準決勝から東京に泊まり込んだチアリーダーやブラスバンドをはじめ 、同校OBら県出身者でぎっしり。J1京都サンガの中山博貴選手(23)は、全国選手権には出られなかったOB。 「国立は僕たちがかなわなかった夢舞台」と後輩のプレーに期待した。 前半は大迫勇也選手が先取点を挙げたものの、すぐに追いつかれ逆転を許した。 同校サッカー部員で自称“応援団長”福島正彦君(18)は「選手たちは互角。僕たちが頑張らないと」と先頭に立ってムードを盛り上げた。 後半に入ると選手たちの動きがよくなり、野村章悟選手が同点ゴール。応援団はメガホンを回し「よくやった」「もう1点」と歓喜が渦巻いた。 喜びもつかの間、再び勝ち越しを許すと応援席には悲鳴が。「まだまだ」「気持ちを見せろ」と何度も逆転劇を演じてきたチームを信じ、 すぐに元気を取り戻した。 その後もイレブンは懸命の攻撃を展開。前線の大迫勇也選手がボールを受けるたび、スタンドは総立ちになり、 保護者たちは祈るように手を合わせた。 反撃もあと一歩及ばず、試合終了の笛。力尽きたように倒れ込んだ選手たちに、スタンドから「感動をありがとう」と 温かい拍手が降り注いだ。 神園優選手の父で保護者会会長の茂さん(46)は「最高の子どもたちが頑張ってここまで連れてきてくれた。本当に感謝です」と健闘をたたえた。 同点ゴールに沸く鹿児島城西高応援スタンド=12日、東京・国立競技場 |
鹿児島城西・野村、6戦連発2009.1.13 05:02
大迫勇だけじゃない! 6試合連続ゴールを決めた野村【フォト】
全国高校サッカー選手権最終日(12日、国立)鹿児島城西のFW野村が後半17分、ゴール中央から右足で押し込み2−2の同点弾。 |
全国準Vの鹿児島城西サッカー部
元気の源は…?巨大おにぎり 寮スタッフが心込め手作り 栄養士の尾曲郁代さん(写真)らが握る「ばくだんおにぎり」=14日午後0時20分ごろ、 日置市伊集院町猪鹿倉の鹿児島城西高校師弟食堂 (2009-01-14 掲載)
練習後に食べる“ばくだんおにぎり”だった。高さ10センチ、 厚みが5、6センチもあるビッグな三角おにぎり。寮の食堂のスタッフが心を込めて 握っている。 「手が赤くなるぐらい熱々のご飯で握ると、おいしくなるんですよ」。寮の食堂の栄養士、 尾曲郁代さん(55)はこつを話す。週2回、練習が終わりおなかをすかせる部員約90人 のために、7升の米を炊き、1つ約200グラム(通常の約3倍)のおにぎりを、 食堂のスタッフ3人で100個ほど握る.手で握れるぎりぎりのサイズだという。 サッカー部のためにおにぎりを握り始めたのは、2007年9月ごろ。 「練習後にコンビニで買い食いをして、家で夕食を食べない」と保護者から悩みを聞かされた小久保悟監督(41)が食堂に相談したのが きっかけだった。家でもきちんと夕食を食べることを条件に、材料費だけで作っている。大事な試合の前などには、豚汁も振る舞う。 小久保監督は「おにぎりを食べるようになってから選手の体が大きくなった気がする。たくさんの人に支えられて幸せです」と感謝する。 食堂のスタッフがおにぎりを作るようになってから、部員たちは毎朝、自主的に食堂の周りを掃除するようになった。 大事な試合に向かう前は、そろってあいさつにやって来る。尾曲さんは「感謝の心がしっかりできている」と目を細める。 「食堂のスタッフも心を一つにして応援した。感動をありがとう」と選手たちの活躍に感謝する尾曲さん。豚汁に加え特別なメニューを 追加することも考えているという。 |
鹿城西高サッカー部
準優勝パレード 「郷土の誇り」 (2009 01/17 07:25)
安田啓優主将、大会得点王の大迫勇也選手ら約40人が参加。同校チアリーディング部を先頭に、 JR伊集院駅から同市役所まで40分かけ進んだ。握手などを求める人が殺到した。 鹿児島市から花束を手に訪れた吉岡治子さん(80)は「郷土の誇り」とたたえた。市役所での報告会では、 小久保悟監督が「多くの市民の歓迎に熱いものがこみ上げた」とあいさつした。 大勢の市民らに歓迎されパレードするイレブン=16日、日置市街地 |
永遠に残る kessyousenn 記録ビデオ 決勝戦1 決勝戦2 |
早いものでそれから10年、友人の大迫勇也は・・・・ VTR初戦のコロンビア戦はここで |